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自ら頭を使うことの重要性 を改めて実感させてくれた言葉

 最近かなり久しぶりに近藤邦明さんのホームページの読者である 蝦夷縞ふく朗さんの言葉を読んでみたら相当重要なことが書かれていることが今さらになって分かり勉強になった。

(引用開始)
《書評》『信じる』から『考える』へ。
■ 近藤邦明・著『温暖化は憂うべきことだろうか』を読む 蝦夷縞ふく朗

前略
温暖化の危機は連日報道されるが、ダムも干拓も原子力施設も、ほぼ忘れ去られている。たとえばアラル海が干上がっていく問題にしても、旧ソ連の大規模灌漑事業が原因であると思っていたら、最近のテレビでは温暖化が原因なのだそうだ。きっと何でもかんでも温暖化のせいにしてしまえば誰も責任を問われないからなのだろうこの先何が起ころうと、すべては温暖化が悪いのであって、食料がなくなろうが森林が切り倒されようが海が濁ろうが、すべての被害と負担は私たち庶民が均等に負うべきこととされるのである。

温暖化の原因は本当に二酸化炭素なのか、ということについてどれほどの人が自分の頭で考えようとしただろうか。
(中略)
私たちは何が本当のことであるのか、どのようにして知るのであろうか。かなりの人がテレビの健康情報バラエティーで流されたことを信じ込み、スーパーマーケットでその商品が売切れになるほどだった。売り切れないように生産者が増産体制に入ったところで、科学的な裏づけのない情報であることが暴露され商品が大量に余ったこの例で見てもわかるように、情報をまず疑わず受け止めてしまう性癖があるようだ。対立する情報に同じ量・強さで触れたときにだけ、初めて自分で考えようとするのではないだろうか。
中略
しかし、これまでの書物や情報が、なぜわかりやすかったのかを考えてほしい。理由の解説は「二酸化炭素には温室効果があります。今地球は温暖化しています。」程度でそれ以上の証拠やデータの解析の仕方は解説されていないはずである。つまり『煽る』ことが目的なので、わかりにくい(科学者にも説明できない)ところはすべて省かれた情報だった、中身がないからわかりやすかった、ということに気づいてもらいたい。「わかりやすいから鵜呑みにする」などということに疑問を感じることができれば、本書の意義は半分以上達成できたと考える。
中略
しかし立ち止まってよく考えていただきたい。説明を省略して勢いや「わかりやすさ」で暗示にかけるようなものであるなら、一旦は頭の中に「?」をマークしておいてほしい。わかりやすさに対して「?」マークである。わかりやす過ぎるのは、面倒な説明を省いて、短くし、結論だけを繰り返していくからである。

風力・太陽光発電が、結局は石油のエネルギーなしに成り立たず、石油をより浪費させるシステムでしかない、社会に対する負担が非常に大きいものである、などが納得できることと思う。

最近、出版物やテレビで、ようやっと二酸化炭素に対する懐疑論が目に付くようになってきた。しかし注意が必要だ。どうも、そうした懐疑論の流れは、結局環境問題など存在しない、という方向へ持っていこうとしているように思えるのである。核開発システムの中にいたような人が活発に発言をする。国家主義的な思想を文章に挟ませる。ことは科学の問題であるから、二酸化炭素については同意できるが、別な流れを引き起こそう、思想や政治の流れを引き込もう、そうした材料のひとつと考えているふしが見受けられる。
後略
(2008/01/20受付)


(引用終了)

 ◆多少長い文章だが、相当勉強になる。
自らの頭で考えることが重要であるとは、本当にそのとおりである。
 だから 近藤さんや槌田さんも「黙って私の言うことを疑わず全て賛同してくれ」なんて一切思っていないはずである。 これは、うろ覚えだが、槌田さんも「鵜呑みにする事には、反対でありこの本の内容も鵜呑みにしてはいけない。」と書いていた気がする。(見つかり次第後に後述する。)
 
 こいつの言うことだから嘘 こいつは過去にあんなことを言ってたからこいつの言うことイコール嘘と言う人格攻撃は、思考停止の極みである。
 愛政府者こと(自称国士様)もそれに当てはまる。

 これについては、パンダマンさんの記事でも似ている部分がある。
(引用開始)
論争でありがちな「奇妙な勝利宣言」
2009/08/24 07:32

中略

③ 主張者や掲載元の思想や所属団体が怪しいと主張して議論を棚上げしたまま勝手に勝利宣言をする。


例えばアインシュタインの世界の盟主で言えば「この説を批判した中澤教授が左よりの人」「この主張を掲載したのが朝日新聞」とか言いがかりをつけて論争を終らせてしまう。

他に「足利事件の担当弁護士がアイヌ民族の解放団体に入っている」とかいう言いがかりもありました。

そういう怪しい弁護士の功績による無罪主張なので冤罪というのはウソに決まっている」という論法です。

また変形バージョンとして

「○○○○がこの説に賛同している」とかいうのもあります。

「○○○○」には共産党とか福島瑞穂が入ります。

「こんな奴が賛成しているのだから、その論は間違いか陰謀に決まっている」という三段論法なわけです。


④ これは③と同じかもしれませんが反対者を人格批判したり反対論という発想そのものを冷笑して勝手に勝利宣言をする。
(引用終了)

(引用開始)
確かに社民党は昔から「拉致は嘘だった」とかいうトンデモ発言が多く、福島瑞穂氏もどうかという発言で有名な人ですが(ただし警官の拳銃所持反対発言みたいな捏造されたものが多くどこまで本当かはわかりませんが)

福島瑞穂が言った=嘘である。

みたいな循環論法で「殺人減少は大嘘」みたいな決め付けをされてはたまったものではないです。

(引用終了)
 ◆自分だって福島瑞穂はあまり好きではない。
反原発を唱えながら石油を浪費する風力発電を推進するし、その他にもいろいろ許せないところはある。
とはいえ、福島瑞穂の言うことイコール嘘と決めつけるのは、人格批判であり、または思考停止なので ここでも自らの頭を使って考える必要がある。
  当然だが、僕自身もこのブログのことを何も疑わず僕を信じてくれ! などと言うつもりはない。
 

殺人減少は大嘘という主張への反論
2010/11/20 17:32原子力ページ上部へ▲